2024年までWeb3は「新たな経済圏」として機能していました。
ブロックチェーン技術や暗号通貨、NFTによる価値移転の仕組みは非常に革新的なものでした。
web1やweb2に続く次の時代を担う存在として、多くの人が夢中になっていたのを覚えています。
僕もその中の一人で、Web3が今後の仕事や生活の中心になると活動してきました。
しかし2025年現在、その勢いは明らかに落ちています。
案件は減り、信用や熱量も当時ほどの力強さは感じられなくなりました。
たしかに希望や期待感はありました。でも、それだけでは、今後の人生を担えるほどには至らないことがわかりました。
Web3の全盛期|新しい未来を感じた
Web3という言葉が日本でも広まりはじめた頃、多くの人が「これが未来だ」と直感的に感じたのではないでしょうか。
awabotaでも2023年から本格的に参入して実践していました。
2013年に1BTC=2,000円だったビットコインは、2022年には一時500万円を超え、NFTアートが75億円という金額で落札されたりと、「バーチャル=無価値」という既成概念を打ち破る出来事が次々に起こりました。
DeFi(分散型金融)やメタバースといった新しい仕組みも登場し、中央管理者を介さずに価値を直接やり取りできる世界観には、僕自身も強く心を動かされました。
スマホひとつでお金をつくり、現実世界で使う。
そんなことが夢物語ではなく現実として成立し始め、awabota内でも月に数十万円の収入をつくる人たちが続出していました。
NFT転売による利益、海外DeFiプロジェクトからの報酬、コミュニティトークンの配布、ウォレットや取引所の使い方は当たり前になり、暗号通貨が生活の中に浸透していました
ですが、2025年を迎えた今、その熱量は落ち込みました。
今ではプロジェクトは次々と姿を消し、顔の見えないリーダーや希望の無い草コインだけが残っています。
分散を掲げるWeb3であっても、実際の運営は“誰か”に依存しており、その判断が透明でなかったり、誠実さを欠いていれば、いつかは崩れてしまう。
知らず知らずのうちに、また中央集権的な構造に戻ってしまっているのが今の現状です。
結局のところ、信頼と運用、仕組みの価値を最終的に決めるのは人間という事実を改めて実感しました。
それでも。
僕はWeb3に出会えて、本当によかったと思っています。
Web3における分散型システムは今でも世界中で使用されています。
Web3の幻想と現実──そしてWeb5との出会いへ
Web3の勢いが落ち着き始めた頃、awabotaでは次に何の軸としてWeb4やWeb5が挙げられました。
Web4とは何か?
正式には定義されていないWeb4という概念ですが、一部ではこう語られるようになっていました。
Web3の技術的進化をベースに人間中心の設計や共感を重視する体験構造へ
つまり、ブロックチェーンや分散型という技術をそのまま活かしつつ、“人の感情”や“つながり”といった軸を取り戻す中間地点。
Web3の「技術偏重」の反省から生まれたとも言える考え方です。
Web5との出会い
Web4の先にあったのが「Web5」という考え方でした。
Web5は、「自分のアイデンティティとデータを、自分で管理する」ことを前提とした世界です。
それは、単なる進化ではなく、社会のあり方そのものを変えるような提案でした。
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誰かに与えられた“枠”で働くのではなく、自分で経済圏を築く
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仕組みやルールを待つのではなく、自分たちで設計する
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分散化された技術の上に、“人としての自由”を築く
Web3では、トークンやDAO、プラットフォームへの依存が色濃く残っていました。
けれどWeb5は、その先にある「本当の自立と自由」を目指しており、そのビジョンにawabotaは共感しています。
そんなWeb5という選択肢に可能性を感じ、かずくんが構造をつくってくださり、実際にWeb5に触れ、試してみました。
Web5の入口は「DID」
はじめにつくったのは、Web5の核とも言われるDID(分散型ID)の発行です。
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DID:is
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DID:ion
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DID:web
これら3つの形式のDIDを、実際に発行しました。
当初は「これはエンジニアしか扱えない領域だろう」と思っていました。
ですが、実際にはAIを使うことで、非エンジニアでも開発・操作できるレベルにまで進化しています。
知識ゼロの僕でも開発できるのもAIの進化もありますがawabotaの環境があってこそできたものだと思っています。
DIDで何ができるのか?
DIDを持つと、こんなことが可能になります。
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他人に依存せず、自分の「身元」を証明できる
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サービスやプラットフォームに縛られず、自分の情報を持ち歩ける
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発行したIDを、さまざまなWebアプリやサービスで使い回せる
これはつまり、「あなたが誰であるか」を、あなただけが証明・管理できる時代の到来を意味します。
従来のように「Gmailでログイン」したり、「SNSに個人情報を握られる」必要はなくなっていく。
このように、Web5は単なる技術革新ではなく、生き方にもつながる思想的な動きに直結します。
awabota独自のDID実装型の会員サイト
DID開発の応用でDIDによる「ログイン不要のawabota会員サイト」を開発しました。
従来のようにメールアドレスやパスワードを入力してログインするのではなく、
自分で発行したDIDを使って認証することで、プライバシーを守りながら安全にアクセスできる
そんな「未来の当たり前」を先に形にしたのが、awabotaの会員サイトです。
ログインも、案件取得も、すべて「DID」で完結する
このサイトでは、会員登録=DIDの登録となっています。
会員が自分のDIDでログインすると、自動的にそのIDが照合され、
事前に紐づけられた「参加中の案件」や「保有している権利情報」などが一括で読み出されます。
つまり、IDと個人情報を別のプラットフォームに預ける必要がないのです。
この仕組みはすでに完成しており、実際に稼働しています。
私たちのコミュニティではすでに、DIDで認証されたメンバーだけが参加できる案件や特典などが展開されています。
今後はウォレット接続と信用スコア連動へ
次のステップとして予定しているのが、以下の2つの拡張です。
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ウォレットとの接続機能
DIDとウォレットを連携することで、トークンによるアクセス制御や報酬の自動受け取りなどを可能に。 -
信用スコア(Web Reputation)の導入
投稿・実績・応援数などの行動に応じた「信用の見える化」を通じて、報酬や案件参加条件に反映。
この2つが加わることで、awabotaの会員サイトは、個人経済圏を持ち歩けるツールになります。
このように、awabotaでは技術の最先端を実体験で理解できる場づくりも兼ねています。
難しそうに見えるWeb5の世界もAIを使い実際に触れれば意外とシンプルだったと思えるようになります。
こんな世界を僕は今とても楽しんでいるのですが、僕以上に楽しんでいるのが70代・80代のawabota会員さんです。
まとめ
Web3という言葉が世の中に広がり始めた頃、僕も心が踊りました。
経済の仕組みが根本から変わり、
だからこそ、その勢いが落ち着いてきたことは、正直なところ少し寂しいとも感じます。
ですが
Web3で培った技術や経験は、決して無駄になることはなく
むしろ、Web5という新しいステージで活かされています。
web1→web2→web3が進化してきたように今回はAIの強化によりweb5が現実化しています。
Web3は終わりじゃなくWeb5として次に続きます。
awabotaでのWeb5開発やイベントは今後さらに活発していきますのでお楽しみに。

