現象の観測
平日に旅行へ行く人。
夜に友人と食事を楽しむ人。
「楽しそうでいいな」
「責任がなくて羨ましい」
そんな言葉が向けられることがある。
一方で、
「早く結婚しないの?」
「子どもは?」
という問いも同時に存在する。
独身でも既婚でも、
どちらが良いとは断定できない。
だが、結婚し子どもを持つことが社会的な前提のように扱われる場面は少なくない。
独身税の議論もその延長にある。
ここでは、価値観ではなく構造を観測する。
なぜ起きるのか
結婚や子どもは生活変数を増やす。
住宅費。
教育費。
保険。
将来資金。
固定支出が増えると、
収入は安定を優先する。
多くの人の収入は時間依存型だ。
働く。
給与を得る。
止まるとゼロになる構造にある。
この構造のまま生活責任が増えると、
自由度は下がる。
独身の場合、固定支出は比較的軽い。
だが、収入構造が変わらない限り、
本質は同じとも言える。
立場が違っても、
価格決定権が外部にある限り、自由度は限定される。
平面と立体の違い
平面収入は止まるとゼロになる構造。
家族がいてもいなくても、
時間が止まれば収入は止まる。
立体収入は履歴として残る構造。
過去の活動や信用が蓄積され、
時間が止まっても影響が続く。
結婚の有無よりも、
収入構造の違いが自由度に影響する可能性がある。
立ち位置に回収
独身が自由に見えるのは、
生活変数が少ないからかもしれない。
既婚者が安定して見えるのは、
責任が明確だからかもしれない。
だが本質は立ち位置にある。
価格を決める側か、
決められる側か。
信用が履歴として残る構造にあるか。
立ち位置が揺れない人は、
生活変数が増えても極端には崩れない。
結論は断定しない
独身が良いとも、
結婚が正しいとも言えない。
問題は、どの構造に身を置いているか。
止まるとゼロになる構造のまま責任を増やすのか。
履歴として残る構造を持つのか。
自由や責任の正体は、
生活形態ではなく収入構造かもしれない。
あなたはどちらの立ち位置にいるだろうか。
