意思決定の場面で、
判断を他者や外部の基準に委ねる行為が
繰り返し観測されます。
数値、評価、前例、
誰かの発言や反応。
それらが参照され、
判断は一度外に置かれます。
発言や行動の推移を見ると、
判断が外にある状態では、
次の動きが遅れる場面が多く見られます。
・確認が増える
・判断が保留される
・方向が揺れる
動いていない時間が、
自然に伸びていきます。
ここに、繰り返し見られる構造があります。
判断の基準が外にあると、
基準は状況ごとに変わります。
参照先が増えるほど、
一致点は減り、
判断は固定されません。
見落とされやすい点として、
不安定さが
個人の性格や覚悟に
帰されやすいことが挙げられます。
しかし観測されるのは、
判断の置き場が
一定していない状態です。
内側に基準がなく、
外側の変化に連動して
位置が動いています。
この構造の中では、
判断は常に更新待ちになります。
外部の反応が変わるたびに、
基準がずれ、
動きの意味も変わります。
その結果、
一時的な納得は生まれても、
安定した位置は形成されません。
その状態が、
繰り返し現れています。
